新潟大学附属学校園

新潟大学附属学校部長

 
　令和２年４月１日、新潟と長岡にある６つの附属学校園は、「新潟大学附属学校園」として新たなスタートを切りました。附属学校園のルーツは、1874(明治７)年、官立（国立）新潟師範学校の設立にあり、新潟大学の前身のなかで最も古い組織です。その後、1886（明治19）年に、新潟県尋常師範学校と改称、1899（明治32)年、高田に新潟第二師範学校、1990（明治33）年、長岡に新潟県立女子師範学校が設置されます。爾来140有余年、附属学校園は、「国の拠点校」「地域のモデル校」としての役割を果たすべく、各校園の特徴を存分に生かした数々の実践研究を県内外に提案し、今日に至っています。

　今後は、高志の大地に育まれた敬虔質実の伝統と世界に開かれた開港都市の進取の精神に基づく「自律と創生」を全学の理念として謳う日本海側最大規模の総合大学である新潟大学の附属校園として、全学の教育研究のフィールドを提供するとともに、全学の知を児童生徒の教育に活かし将来国内外で活躍することのできる人材を輩出するために、大学と附属学校園相互の有機的連関を図りながら更なる進展を遂げていく所存です。