新潟大学附属学校園

歴史と伝統の上にはばたいて

　新潟大学の附属学校園として、新潟市には新潟小学校、新潟中学校、特別支援学校が、長岡市には幼稚園、長岡小学校、長岡中学校が設置されています。
　新潟第一師範学校男子部附属新潟小学校を前身とする附属新潟小学校が、明治８（1875）年に附属学校園として初めて創立されてから、附属学校園には長い歴史と伝統が培われてきました。

　令和元（2019）年から附属学校部が新設され、附属学校園に対する学長のリーダーシップによる全学的なマネジメント体制が整備されました。さらに、令和２（2020）年には、各附属学校園長職を専任とする体制とし、併せて、自治体の教育主事職に相当する附属学校園管理監を配置するなど、６つの歴史ある附属学校園は新潟大学が全学一体となり、未来を担う園児・児童・生徒の成長と学びを支援していくため「新潟大学附属学校園」として新たなスタートを切りました。

　附属学校園は、新潟大学が掲げる「自律と創生」の理念のもと、絶えず変化する未来社会に貢献できる人材を育成する国の拠点校、地域の教育モデル校として、その役割を果たしてゆくことを目指しています。そのため、附属学校部として「教育実習実施」、「大学の全研究科・学部等と附属学校園との教育・研究」、「附属学校園の教育・研究活動への支援」など、大学と附属学校園の連携を一層深める所存です。また、附属学校園が地域の教育機関との連携を図りながら拠点校を務め、教育研究活動の成果を活かし、実践に役立てられる先導的な取り組みを引き続き行っていけるように一層の努力を続けてまいります。
　関係各位のご理解をいただきご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

　新潟大学附属学校部長　　笠井 直美 (かさい なおみ)